“島国の野蛮人”と反日を叫ぶ北朝鮮の金正恩が、
レクサスに乗って水害現場を訪問!」
北朝鮮の金正恩国務委員長が、日本産レクサスを運転し、黄海道(ファンヘド)の水害現場を訪れたことが確認された。今年、国内外のメディアを動員して反日メッセージを繰り返してきた北朝鮮当局の行動と対比され、さらに目を引く。
トヨタのレクサスLX570モデルと推定されるこの車は、2018年9月の平壌(ピョンヤン)南北首脳会談や、昨年12月の陽徳(ヤンドク)温泉文化休養地の竣工式など、外部日程にしばしば登場した。
今回の視察にレクサスのSUVが利用されたのは、大雨が降ったうえ、道路事情がよくない北朝鮮の交通状況からオフロード走行のためとみられる。
◆「島国の野蛮人」「島国寄生虫」の隙さえあれば日本を非難する北朝鮮メディア
朝鮮中央通信は7月、ミサイル探知能力衛星技術を開発し宇宙空間で影響力を拡大するという日本の計画に対し「宇宙を戦争の舞台にするのか」とし「宇宙軍事化、軍事大国化策動に発狂的にこだわることは絶対許せない」と非難した。
今年6月、河野太郎日本防衛相が朝鮮半島地図がかかった執務室の写真を公開したことについて論評を出し、「島国族の再侵略の野望がどれほど極度に達したかを示す明白な証拠」と非難した。
昨年9月には日本情報の福島原発汚染水放出計画を取り上げ「他国と民族の生存まで脅かしながら核汚物をむやみに捨てるという国はただ島国野蛮人の日本しかない」と述べた。
2018年には朝鮮労働党機関紙の労働新聞が「島国寄生虫のばかばかしい行動」というタイトルの3·1節特別社説を掲載し、「日本に言うと米国に寄生虫…アメリカを背負って汚い物乞いをする哀れな状況で、人に出しゃばりな訓示をするのがまさに日本の汚い悪習だ」と非難した。