>>895
一部の過激思想の将校達がおこなった犯行であるが それを統制派は利用して軍国主義を強化していったんですよ。
『二・二六事件』で武力行使を起こした将校たちを意識した法律であることは誰の目から見ても明らかで、これ以降、思想行動の監視が強化されます。
また、陸軍の実権を握った「統制派」は、広田弘毅が組閣する際、さまざまな口をはさみ、さらに『軍部大臣現役武官制』が復活し、軍の了解なくして内閣が存続できないようにしました。このように『二・二六事件』をへて、ますます軍部の政府に対する力は強まっていったのです。