佐世保市などの生花店で作る佐世保花商組合で、組合員からの保証金など、1億円近くの使途不明金があることが分かりました。組合は今週、組合長に対する告訴状を警察に提出しています。関係者によりますと、きっかけは2023年6月、佐世保花商組合が支払う花の購入代金に約4900万円の未払いがあるという、花市場を運営する佐世保青果からの連絡でした。市場への未払い分は加入する組合員が負担して解決したものの、組合が管理している組合員からの保証金約5000万円がなくなっていることもわかりました。使途不明金は、計1億円近くになるとみられるということです。会計を担当していたのは組合長で、納得できる回答がなかったとして、組合は今週、組合長に対する告訴状を警察に提出しました。
