【千葉県警察本部】「脱獄」ｉＰｈｏｎｅ オークション出品規制など働きかけへ
「脱獄」と呼ばれる不正な改造をしたｉＰｈｏｎｅを販売したなどとして、２４歳の男が逮捕された事件で、警察は、販売にオークションサイトが使われていたことから、サイトを運営する各社に対し、こうした出品に対するチェックや規制を行うよう、業界団体などを通じて働きかけていくことを決めました。
この事件は、ことし春ごろ、富山市に住む池田大将容疑者（２４）が、「脱獄」と呼ばれる不正な改造をしたｉＰｈｏｎｅを販売したなどとして、２９日、商標法違反の疑いで逮捕されたものです。
これまでの警察の調べで、池田容疑者はオークションサイトを通じて２００台余りの改造した端末を売りさばいていたと見られています。
専門家は、こうしたｉＰｈｏｎｅでは、安全性が低下し、ウイルス感染する危険性が高まると指摘していますが、警察によりますと、ほかにも数多くの改造端末がオークションサイトで販売されている現状が続いているということです。
このため千葉県警察本部は、オークションサイトを運営する各社に対し、改造端末の出品に対するチェックや規制を行うよう、業界団体などを通じて働きかけていくことを決めした。
