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🩺 病気・医療総合


No.4050070
#145
>>141
自律神経失調症の定義
「自律神経失調症とは、種々の自律神経系の不定愁訴を有し、しかも臨床検査では器質的病変が認められず、かつ顕著な精神障害のないもの」。

1:不定愁訴であり、患者さん本人は強く症状を訴えるが、診察・検査で異常所見が乏しい症状。また「何となく調子が悪い」「身体全体がだるい」などといった漠然とした訴え。

2:診察や検査をしても異常所見が認められないという点。「器質的異常」というのは「実際に身体のどこかに物理的な異常が生じている」という状態で、「実際に目で確認できる異常」だと考えます。器質的異常は認めず、機能的異常を認める事が特徴です。

3:「明らかな精神障害がないもの」という点。たとえ自律神経が失調しているような症状が認められていたとしても、「うつ病」や「パニック障害」といった精神疾患に該当するような状態であれば、それは自律神経失調症ではなく「うつ病」「パニック障害」と診断されます。

パキシルの適応症
成人のうつ病・うつ状態、パニック障害、強迫性障害、社交不安障害、心的外傷後ストレス障害

よって、自律神経失調症には精神障害治療薬であるパキシルは適応されません。しかし、「自律神経失調症を原因とする精神障害を認める」場合であれば適応となります。


[ 匿名さん ]
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