爆サイ.com 沖縄版

🤿八重山郡・石垣市雑談

竹富町・与那国町

No.10821175
#411
どんなに難癖つけようがバカ呼ばわりしても日本人は中国を恐れて石垣宮古島を日本人自分らの保身の為に
売り渡そうとした歴史の事実は変わらない😄


琉球処分の翌年に表面化した分島問題である。
これは清国に対して、西欧なみの最恵国条項と引き替えに、宮古・八重山をゆずる案であった。
清国側の不承認で、結局立ち消えとなったが、中央政府にとって、日本の国益のためには、辺境沖縄は、都合しだいで切り捨てることのできるトカゲの尻尾のごとき存在であることを証明した事件であった。

清との交渉にあたった天津領事の竹添進一郎が中国側の交渉責任者である李鴻章に対して行った次の提案は、問題のありかを浮き彫りにするものである。
つまり、「中国の大臣におかれましては、もしも大局にたってお考えであれば、我が日本の商民が中国の内地で貿易を行う際に、一律西洋人と同じ扱いをすべきであります。
また、そうなれば、我が国も琉球の宮古島と八重山島を中国の領土と定めて、両国の国境線を引いても構いません」と

(羽根次郎「尖閣問題に内在する法理的矛盾――「固有の領土」論の克服のために」『世界』二◯一二年二月号)。



もちろん、この身売り交渉は当の沖縄住民には一言の相談もなく進められた。

『沖縄の歴史と文化』 中公文庫 1986年 P.83-84
『尖閣問題とは何か』 岩波現代文庫 2012年 P.143-144
『新南島風土記』 朝日文庫 1992年 P.207-208


[ 匿名さん ]
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