私的に表層だけの因縁や魂の理屈を振り回していたのならば
わざわざ第二次大和事件を起こして結局は国家から存在自体を狙われる
までのことはしなかったでしょうし、おちえさんウンヌンなども魂の説き分けの
主要因である（石の)甘露台つとめの完成の成就に向かってのことでしょう
血の因縁上、小東をヘグリからもらってくる必要性があったわけで、それに
加えて梅原猛氏や上田正昭氏の直観していた通りの前提があったわけですね
松村氏うんぬんの話ではなく、その千100数百年前の事柄との整合でしょう
梅原猛氏や上田正昭氏の直観が大和国高市郡川袴里のそれとまで繋がって
いたとは思えませんが、石も立木も見ておいた中での理にかなった最初の木材
や甘露台石の切り出しの事を考えると深い実際の血の因縁上の事柄が関わって
いると考えられますね
つまり太古からの祭祀の根源を授持持してきた、宮城内で補翼してきた血族で
知られる‥‥というのは梅原猛氏や上田正昭氏は物部祖のシコオシコメを
出すまでもなくそれ以前まで認識しているわけで、ですから、40年ほど前の対談で
その断片を見せている場面があるのでしょう
