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2020/1/22 朝鮮日報
李洛淵前首相が「40日前に売りに出した」と釈明した江南マンション、実はおととい夜に売りに出していた
マンション投機疑惑が持たれている李洛淵（イ・ナクヨン）前首相が「約40日前に売りに出した」と説明したソウル・江南地区のマンションは、実際には今月20日夕に売りに出されていたことが確認された。
ソウル市瑞草区内にあるA公認仲介士（不動産集会業者）は同日、李洛淵前首相が所有する同区蚕院洞の専用面積84平方メートルのマンションを不動産取引サイト「ネイバー不動産」などに売り物として登録した。李洛淵前首相は先週、自身の江南のマンションを売却せずに賃貸物件として貸しに出し、今回の総選挙出馬予定地とされている鐘路に部屋を借りて入居しようとしていたことが分かり、批判を浴びた。これに対して李洛淵前首相は18日、フェイスブックに「昨年12月11日に売りに出した」「買い手が付いたらすぐ売る」と書いていた。
だが、A公認仲介士をはじめとする同地の公認仲介士たちが20日、本紙に見せた物件リストには李洛淵前首相のマンションがなかった。李洛淵前首相側は「早く売りたかったが、売買の問い合わせがなかったので賃貸物件として出した際、売り物件登録を解除した」と説明している。
ところが、同地域の不動産関係者はこの言葉を信じなかった。物件を速やかに売却するため仲介業者が利用する共同取引ネットに李洛淵前首相のマンションが掲載されたことは一度もなかったためだ。ある不動産関係者は「物件を早く売りたい家主は複数の不動産仲介業者に売りに出すし、共同取引ネットにもアップするが、そうしなかったということは結局、『あまり急いでいない』という意味ではないか」と言った。
