赤字が減っているというのは単年度比較で微減しているだけです。
経営をかじっている人ならすぐわかることですが、赤字を埋めるには倍以上の成長が必要です。
なおかつ今後の成長率は先進国中最低の伸びで、急速に進む少子高齢化社会が財政健全化にブレーキをかけるのは自明の理です。
公共工事が景気回復策として機能しないと明らかになって10年経ちます。
雇用を伸ばすにも3Kには人は寄らず、加えて従業員の賃金を圧縮して内部留保や設備投資をしたり派手な浪費で談合して工事発注金額を吊上げている消費型産業です。
インフラ整備は広げ過ぎた故に維持が追いつかないと批判されています。
完工高10億円以下の零細企業は合併等で経営の効率化を求められる時代になっています。
積算という見積もりは官僚の単価であり本気で市場原理に任せて調達をすればもっと安くなるのでしょう。
インフラ整備を全国津々浦々で一斉にやる時代は終わりましたね。