岩手県釜石市の元職員が市民の個人情報を不正に持ち出し懲戒免職となった問題で、釜石市は新たに10人前後の職員を調査していることを明らかにしました。
13日に開会した釜石市議会の6月定例会で野田武則市長は「信頼を裏切る行為で深くお詫びする」と陳謝し、「庁内に副市長をトップとした調査委員会を設置し追加調査を行う」と述べました。
釜石市によりますと個人情報を不正に扱ったとして新たに10人前後の職員を調査していて、対象者はさらに増える可能性があるということです。
市は7月中旬をめどに調査を終わらせ、問題行為が確認された職員への処分を検討しています。