爆サイ.com 北東北版

岩手高校野球


No.5575756
合計:
#624
 これを受けて、元プロ野球球団アナリストは「高校野球はもう少し長打に目を向けるべきではないか」と指摘する。

「高校野球は、とにかく送りバント、打線を繋ぐことを重視していますが、得点するのに、一番有効な手段はホームランと長打です。それなのに、不思議と『長打を打て』という指導をしません。高校野球のTV中継での解説者も『逆方向へ』とよく言っていますし、フライでアウトになることに対して、否定的な意見はいまだに多いのが実情です。しかしながら、連続でヒットを重ねることは確率が低く、そんなにあることではありません。ある程度、長打を打てる選手を揃えるほうが得点に対する期待値は圧倒的に高くなります。もちろん、1点をとればサヨナラ勝ちできる場面では、得点圏にランナーを進めて相手にプレッシャーを与えるというのは有効です。しかし、常に送りバントや進塁打を狙うのは、極めて効率が悪い作戦です。高校野球はトーナメントで、リーグ戦とは違うという方も多いですが、基本的には『得点の確率を上げて、失点の確率を下げる方法』をとることは、トーナメントであろうと、リーグ戦であろうと変わらないでしょう。今後、プロなど高いレベルでのプレーを目指す選手の将来を考えても、高校野球界でもう少し長打を目指す指導が増えるべきではないでしょうか」

“滅私奉公”的なプレーからの転換

 前出のアナリストが指摘するように、今大会では、強豪校の“長打力不足”が露呈した。例えば、過去に夏の甲子園優勝を経験している横浜と明徳義塾は、長打が期待できる選手が非常に少なかったのだ。


[ 匿名さん ]
TOP