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「ワクチンのラベルには標識番号があり、VIPは安全な”1”を打っている」は誤り
伊賀 治 デマ撲滅ファクトチェック集
2021年12月15日 22:30
「ワクチンのラベルには標識番号があり、VIPは安全な”1”を打っている」は誤り。バイアルラベルの話を接種証明書で誤魔化して捏造したもの。実際のバイアルラベルには該当するような標識番号はない。
【解説】
デマの大元はスロベニアの看護師の証言記事。デマの内容は「ワクチンのラベルには1か2か3の標識番号が書かれており、中身は1)プラセボ、2)RNA、3)RNA+癌遺伝子。1)はVIPや政治家が打ち、3)を打つと2年以内に癌を発症する」というものだが、根拠とする「標識番号」の写真は、ワクチンのラベルではなく接種証明書。記載された”01”は、ただの証明書コードのVersionである。実際のバイアルラベルには、該当する「標識番号」は存在しない。
