ゼロ世代→「こむらさき」。戦時中、満州か中国にあった豚骨ラーメン(当時の料理名は分からない)を終戦後、料理人らが九州各県に持ち帰った、らしい。なので同時多発的に「こむらさき」というラーメンが九州各県に出現している。
第1世代→「丸金」。現存する最も古い宮崎ラーメン。貴重。
第2世代→「栄養軒」、「のり吉」。宮崎ラーメンというジャンルが完成する。歴史的評価は栄養で、現在の完成度で言えば「のり吉」が有力か。「さといも」も迷う
第3世代→「風来軒」。ルーツは再来軒。こってりブームの火付け役。県内外への影響も大きかった。
第4世代→「縁」、「ふじみ」、「ガツン」、「洋」、「屋台骨」など。無化調やバランス系、家系やつけめんなど。こってりブームの反動や消費者の嗜好の多様化などでさまざまなジャンルが登場する。ジャンル自体が違うのでランク付けしがたいが、ラーメン好きにとっては有り難い時代。