松田、母や恩師も喜ぶ快走=大阪国際女子マラソン
優勝し、母の明美さん(右)と喜びを表す松田瑞生=28日、大阪・ヤンマースタジアム長居
松田の実家はヤンマースタジアム長居から近く、鍼灸(しんきゅう)治療院を営む母の明美さんは娘の優勝に大喜びだった。「うれしい以外の何ものでもない。レース中に4回(沿道から)声を掛けた」
大きな大会前はトレーナー役も務めており、「今回は肩に力が入っておらず、すごくいい状態」。本人のリラックスぶりを見て「いけるんちゃうか、と思った」と笑った。
松田と前田の母校、大阪薫英女学院高の安田功監督も、2人の快走に目を細めた。「松田には『自分の方が上』という意識があったのでは。前田は高校時代はチャンスがあまりなかったが、成長を感じている」と教え子たちを評した。(2018/01/28-19:13)