宮城・旧河南町の元町長、公共工事巡る収賄容疑で逮捕
2005/06/04
宮城県警捜査２課は３日、公共工事の発注をめぐり業者から現金を受け取ったとして、旧河南町（現石巻市）町長、橋浦清元容疑者（６８）を収賄容疑で逮捕した。
調べによると、橋浦容疑者は２００３年１０月ごろ、町が発注予定の工事の指名業者選定などに関し、建設会社社長角張守容疑者（５９）（競売入札妨害容疑で逮捕）から有利な取り計らいを求められ、応じる見返りとして自宅で現金数十万円を受け取った疑い。
県警は今年５月中旬、宮城県北部地震の災害復旧工事をめぐる競売入札妨害容疑で角張容疑者らを逮捕、捜査を続けていた。
橋浦容疑者は１９９８年４月から町長を務め、今年４月１日に町が周辺６市町と合併、退任した。
（2005年6月4日1時27分 読売新聞）
