創価学会を批判する時にネットでよく言われるのが、創価学会はフランス政府から「カルトの指定を受けているぞ!」ということだ。
そもそも遠いフランスでカルトの認定受けたからといって、それがそもそも何で僕たちに関係あるんだという問いが生まれないでもないです。しかし一部の人たちは「創価学会はフランスでカルト指定されたから、カルトなんだ!」と騒いでおり、それが結果的に「創価学会=カルト」の唯一の証明になっています。フランスが宗教の良し悪しを全部決めているわけじゃないし、「なんかおかしくない?」と思ったので、筆を持つ。
このフランスのカルト指定について、わかりやすくまとめてみようと思います。
フランスは海外からの宗教に厳しい
フランスは海外からの新しい宗教に極めて厳しい。 まずこの事実を知っている人がどれぐらいいるのだろうか。
フランスの歴史を勉強していた人はわかると思いますが、フランスは教会が腐敗しきっていました。また教会権力が大きく国政治をも左右していた背景から、フランス政府は現在でも激しい政教分離政策を取っています。(もう二度と腐敗した教会に政治を委ねたくないから)
それは結果的に宗教に対して敏感になる事態を招いているのです。ましてや、海外からやってきた宗教には恐れずにはいられないわけです。