無欲の欲は普通にあると思うよ。
仏教の話でも普通に出てくる。
それと国語の問題ですませる
話でもないけどね。
どっちかっていうと哲学のお話。
よくある例題だけど、
何かをするかしないかの選択を
決めなきゃならない時、
YESというのもNOというのも
本人の意思が絡んでくる。
例え「誰かにそう言え」と言われても
最終的にそれを是正するか否定するか
を決めたのが当人だから、完全に意思の
ない決定は無理になる。
で、ニートに絡めた話にすると
「働け」と言われた時にNOって言うだろ？
それも当人に意思があるから言うのであって
そこに欲が絡まない道理が無い。
仮に選択を迫られていない状況だとしても
それは当人が過去に決めた延長上にある
過程であって、その根源は欲であるってこと。
（因果応報の話）
つまり、何もない「無」をどういう表現にしようが
それを形どった時点で欲が絡んでるってこと。
もっと根本的な話にすれば、じゃあ何で貴方は
今まで生きてるの？という話になる。
形、というのが自分自身の身体も含まれるし
自分自身が言及することによる意思も
形の１つだから。
それが欲の現れであって、それなしに人間は
生きれない、という意味にもなる。
つまり、無欲の欲から生まれる別形式の欲も
普通にあるし、無欲だと言い張るのも欲の１つ
ということ。何かを言ったり行動した時点で
既に欲がそこにある。
