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福島高校野球


No.10816674
#959
悲願の初優勝を決めた決勝戦で昌平の背番号「11」の佐藤立は、得点圏に走者を許しても冷静だった。

最速142キロの直球を持ち味とする184センチ、90キロの2年生右腕は、ピンチの場面を振り返り「自分の中で準備はできていた」と落ち着いた表情で語った。

大会前までは制球難で崩れる場面もあった。成長する転機となったのは「完璧を求め過ぎている」というコーチの言葉だった。

「縦のズレは構わない」と考えるようになったことでマウンド上で余裕が生まれ制球が安定した。その成果は強力打線を相手に6回5安打1失点の隙のない投球として現れた。

黒坂監督は「今日はランナーが出てもゆっくりと投げていた」と舌を巻いた。 ひと皮むけて「どんなに打たれても0点で抑えて帰ってくればいい」と胸を張る〝次世代エース〟は頼もしかった。


[ 匿名さん ]
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