爆サイ.com 南東北版

🩺 病気・医療総合


No.6083661
#42
──話を聞かないのは診療報酬制度にも問題があるようですね。

お金に困ってない精神科の重鎮が開業して、1時間かけて患者の話を聞くと、
大して薬を使わなくても1〜2カ月でうつ病が著しく改善したりします。
じっくり患者に向き合っても報酬は変わらないので、ある種ボランティア。
1人当たりの診察時間を5分から10分にして患者が半減しても
やっていける報酬はもらっているはずです。逆に、稼ごうと思ったら数をこなして投薬になる。

──治さずに薬漬けにしたほうが儲かる構造ですね。

ただ、検査や手術という方法がなく、あるのは薬だけ。
また、医療の質を問う場合、どれだけ治したかという評価基準が必要ですが、精神疾患は何をもって治ったとするかが難しい。
うつ病だと社会復帰でしょうが、会社に行ったらまた症状が出たという例は身近にあると思います。

──製薬会社による「うつは心の風邪」という
うつ病の啓発活動が安易な受診を助長すると批判されたことがありました。

問題は、心の風邪や、それ以前のちょっと疲れていて眠れば回復するような人まで
病気と診断して投薬してしまうことです。本当に必要な休息を取らないで薬だけ飲んでも治りません。
その結果、「よくなりませんね、重症ですね」と薬が増え、副作用で患者が本来できることもできなくなってしまう。
副作用に鈍感な医者はとことん鈍感で、症状の悪化と投薬の関係を疑ったりしません。


[ 匿名さん ]
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