踊り子D ：B姐さん、最近体の調子が本当に悪くて引退しようか迷っているんですよね。
踊り子B ：（あれっどっかで聞いたようなせりふね。）ねぇねぇDちゃん、ちょっとシール見せてよ。
踊り子D ：いいですけど、どうしましたか。えっーと、あっこれこれですよ。
踊り子B ：あっーやっぱりね。これ赤ペン先生（自称S級シール職人A）の作ったシールでしょ。
踊り子D ：よくわかりましたね。その通りですよ。それがどうしましたか？
踊り子B ：C姐さんに教えて頂いたらね、この苗字が人間の頭で名前が身体に充たるらしいのよ。それで見てみて、ここ首チョンパされて打首になってんじゃん、これが縁起悪いらしいのよね。それと赤ペン先生だから名前が赤字でしょ。これも普通は避けるけれどさすが赤ペン先生はこれをゆずらないから縁起悪いのマシマシで呪いマシマシらしいのよ。それで返品してちゃんとお祓いしてもらうよう脅かしたら私も体の調子が悪かったけどすぐに嘘のように治ったの。
踊り子D ：本当ですか！すぐにやります！なんか前はたまにしかシールもらってなかったんですけど最近は立て続けにいっぱい持ってきて不思議だなぁって思ってたんですよね。
踊り子B ：あっ−それは私に作らなくなったからじゃないかな？
数日後
つづく
