根元を招聘して、1994年にチームのテコ入れを本格的に開始する。まずはトレードで秋山(西武)を獲得し、1995年に工藤(西武)も獲得。常勝西武から投打の軸を獲得してチームに負け癖を無くさせる。ドラフトも小久保、松中、井口、城島を獲得して常勝ホークスの基礎を作る。まずは要の捕手の城島を王監督が辛抱強く使い続け、工藤らベテラン投手に鍛えられながら一本立ちさせ、後のクリーンアップの井口、小久保、松中も王監督が徹底的に鍛え上げる。これが身を結び1999年に優勝。シーズン始まってすぐに根元さんは他界されたが勝ちに拘るチーズつくりをしたのは間違いなく根元さんだな。根元さんじゃなければ巨人の象徴ともいえる王監督は招聘できなかった。それだけに常勝ホークスにもっとも貢献したのは根元さん。それだけ80年代と90年代のホークスは弱かった。ノムさんと決別後の弱いホークスを20年かけて再建させたのは間違いなく根元さんだな。
