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No.3640515
#184
鑑定団に物言いをつけた陶芸家 曜変天目を再現・展示

 漆黒の釉(ゆう)面にきらめく斑紋が星のように浮かぶ中国・宋時代の茶碗(ちゃわん)「曜変(ようへん)天目」。この再現に取り組む愛知県瀬戸市の陶芸家、長江惣吉さん(54)の作品を集めた「曜変・長江惣吉展」が、市美術館で開かれている。22年に及ぶ研究でたどり着いた成果と、その技法によって創作された独自の世界が広がっている。

【写真】「曜々盞(ようようさん)」2016年制作、高さ6・9センチ、径12・1センチ=瀬戸市美術館提供

 江戸時代から窯業(ようぎょう)原料商、窯元と続く家に生まれた9代目。戦後、曜変の再現に取り組み始めた8代目の父・惣吉氏が、1995年に亡くなり、跡を継いだ。「天下一の茶碗とか国宝の再現とか、重苦しくて。その気はなく、父と反目していた。亡くなった後、間に立って苦労した母から父の思いが伝わってきた」と振り返る。

 96年に初めて曜変が作られた中国福建省の建窯(けんよう)を訪ねた。そこで手にした陶片に曜変につながるものを感じた。以来、訪問は28回に及ぶ。「同じ土で作らなければ再現はできないし、意味もない」と考え、計80トンの原料も輸入した。

 研究を続け、茶碗の内側にきらめく光彩は「偶然の産物ではなく、蛍石という鉱石を使った酸性ガスによる化学反応」との結論に至った。酸性ガスは父が着目して採用した技法。蛍石は自身が建窯で目にしている。窯が1300度超の最高温度に達した後、冷却段階で蛍石を投入すると酸性ガスが発生。釉面に微細な凸凹、薄膜が形成され、光彩が生まれるという。


陶芸家ってしつこいですね…
鑑定なんて個人差だと思うしそんなに引っ張らなくてもいいと…



美砂


[ 匿名さん ]
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