暴力団分裂団体幹部ら撃たれる
６日朝、甲府市で、暴力団から分裂した団体の幹部など２人が、拳銃で撃たれてけがをし、警察は殺人未遂などの疑いで逃げた犯人の行方を捜査しています。
６日朝７時半ごろ、甲府市の中央自動車道の甲府南インターチェンジの料金所付近で、暴力団から分裂した団体、「山梨侠友會」の６０代の幹部など２人が車
に乗っていたところ、道路で待ち伏せしていた何者かに拳銃で撃たれました。
２人は足や腹を撃たれてけがをしましたが、意識はあるということです。
警察によりますと犯人は銃を持ったまま逃走したとみられ、現場からおよそ２キロ離れた笛吹市の境川パーキングエリアで事件に使われたとみられる車が燃や
されているのが見つかりました。
警察は現場の状況などから複数の人物による犯行とみて行方を捜査しています。
山梨県内では、おととしから暴力団と、暴力団から分裂した「山梨侠友會」との抗争によるとみられる発砲事件が相次いでいて、警察が関連を詳しく調べています。
現場は甲府市の中心部から南に８キロ離れた場所で、周辺に住宅などはありません。
