新潟市東区を拠点に大量の覚醒剤を十数人の客に売り渡していたなどとして、暴力団幹部ら4人を覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕し、警察は新潟県内の覚醒剤密売組織を壊滅したと27日に発表しました。
これまでに覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、密売組織のメンバーである新潟市東区松崎の稲暴力団幹部・47歳）、新潟市東区大山の（66歳）の2人と、密売組織関係者2人の合わせて4人です。うち１人は留置場内で自殺をし亡くなっている。
警察によりますと、4人はこれまでに、利益を得る目的で覚醒剤を自宅などで所持したほか、40代から70代の男女18人に売り渡した疑いが持たれています。押収された覚醒剤の量はおよそ347g。平成以降の新潟県内の密売事件としては密輸を除いて最も多く、末端価格は2000万円に上ります。警察では、この組織が10年ほど前から覚醒剤を密売していたとみていて、去年11月以降、合同捜査班を組み集中的に捜査を進めてきました。
今回の摘発で覚醒剤密売組織を壊滅したとしています。
