アァイイ!
12月31日
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」
ルカ福音書11章9節
これほど有名な聖書の言葉はありません。そして、これほど誤解されている聖書の言葉もありません。それは、皆が自分の欲求を満たすためにこの言葉を使っているからです。
求めるのは…無いから、探すのは…失ったから、叩くのは…必要だからです。しかし。それでは何が「無く・失い・必要」なのでしょうか。恵み、命、平安、愛、希望、健康、食糧…でしょうか。
確かにそれらは人に必要ですが、それらを失ったさらなる根源の理由は、「神」を失ったからです。だれでも、「神が無く・神を失い・神を必要」としています。神を求めずに、あのこと、この祝福を求める時、ただの我欲の追求になり下がります。
友よ。
神以外のものを求めるのは下等な祈りである、と言うのではありません。愛を求めてください。健康を求めてください、必要な物質を求めてください。
ただし、そのことを通してさらに神を求めてください。
愛が無い現実から神の愛を求め、病気を通してさらに神を探し、経済的必要からさらに神の御臨在を求めるのです。
その時、神は必要なものを、不足の中に満足する心を、病に負けない希望すら与えてくださいます。人の問題は、神を求めるためです。