>>582
是非その話題でいきましょう。
しかし
>>570で話を終えては中途半端過ぎますから、一応過去別スレに書いたものを貼り付けます。
「・・あとは日露両国で、上手に落とし処を探すしかありません。
ロシアが受け入れ易いのは、国後島までの3島返還でしょうか。
ロシアとしては水深が1000m以上と深く、原潜の通行に危険の少ない択捉水道(択捉と得撫の間)を国際海峡にはしたくない。
その一方で国境線が根室海峡にあることに、海上交通管理上の不便も感じています。
さらに国後島までは戦略的にも“日本から攻撃された場合”防衛困難な現実があるためです(北海道〜国後なら小型ヘリさえ作戦行動可能)。
ロシアは2島返還を提案していますが、こちらは4島返還を主張しつつ、3島で妥協する形で手打ちに出来れば、余計な金を払わずとも解決は可能・・」
・・つまり軍事的な観点も持って交渉に臨めってことですよ。
もし四島全て我が国に返還するとなると、ロシア艦隊・・特に潜水艦は太平洋への出入りが不如意になります。
つまり択捉水道が日露の国際海峡になるだけでなく、国後水道については完全に我が国が一元監視することになるわけです。これはロシアとしては受け入れがたいのです。
そこで択捉島についてはロシアに妥協し、国後までの三島で手打ちに出来ないか、ってのが自分の意見です。
その話を出す前に、例えば帯広の旅団を軽歩兵を中核とする空中機動旅団にしておけば、こちらの主張にも迫力と説得力が生まれることでしょう。
返還後の三島の安保上の扱いには別途交渉が必要ですが、領土問題の解決って意味では“三島返還”は考慮する価値があると思いますがね。
北方領土は“返ってきたら儲けもん”です。今のようなヘタな交渉をやってるうちは四島返還なんて不可能なんですからね。