平成30年大晦日
「オッス!オッス!」
「わっしょい!わっしょい!」
気温の下がりきった武道場の中を教師4人、生徒の数は、合計40人、隊列を組んでランニングしました
屈強な身体付きの男達皆、胴着を来ておりますが、
「俺だけ、褌で走ることになるとは…」
教師達の横でぼやいてしまったのは、私…
太鼓腹がいかにも狸
生徒達と一緒に稽古に参加することもあるのですが、なんともみっともない姿です
「校長先生がおっしゃったんですよ!」
教師の一人が言いました
「気合い入れの大晦日ランニングを武道部員全員でと校長が言い出したんじゃありませんか!素晴らしい提案ですよ!」
「私は、胴着を着てのことで言ったんだぞ!」
柔道部、剣道部、空手部の部員達とその顧問皆胴着を着ていましたが、私だけ胴着を忘れてしまい…参加を辞退しようとしたのですが、生徒達から非難の声が上がり、文句も言えなくなり、予備の胴着を借りようとしたところ、教師の提案で、
「校長先生!ご自身が提案者なのに胴着を忘れてさぞ無念でしょう。胴着を貸すことも出来ますがどうでしょう、パンツ一丁で走って見ては!」
トホホ…パンツ一丁で…
観念して私は、シャツ、スラックスを脱ぎ捨てました
ワハハハハハハハ!!!!
皆が大爆笑します
そう、私は褌を普段から締めていまして
褌一丁で走った次第です