爆サイ.com 甲信越版

🏐 バレーボール


No.2958708
#114
リオ五輪に出場した宮下遥選手(27)も代表の合宿には度々呼んでいました。彼女のレシーブ力は日本のトップクラス。また独特な世界観があって凄く面白いし、セッターというポジションについても深く考えている。私と同じ十代半ばで日本代表入りしていますし、五輪経験もあるので当然戦力として考えていましたが、アタッカー陣のタイミングと彼女のトスがマッチしなかった。


 そんな状況の中に、彗星のごとく現れたのが籾井選手でした。初代表にも関わらず、セッターに必要な強気な性格はもちろん、ミドルやバックアタックを使った速い攻撃ができるバリエーションの広さに目を見張りました。そしてトスの間(ま)を手首や指先で微妙に調整し、アタッカーが打ちやすいトスを上げるハンドリングの上手さは、先天的なセンスです。教えて身につく技術ではありません。


国際試合デビュー戦で見せた「かなりの強心臓」

——19年末までペルー国籍だったため、ジュニアでも代表経験のない籾井を、世界一の中国と戦った5月の東京チャレンジマッチでデビューさせた。


中田 3−0で負けたとはいえ、籾井選手は国際試合デビュー戦をビビることなく堂々と戦っていました。かなりの強心臓です。ただ彼女に一番足りないのは経験。セッターは経験を積むことによって技術が磨かれる。だから籾井選手には多くの国際大会を積ませたいと考えました。ただ強心臓の選手じゃないとこういう荒業はできない。プレッシャーでつぶれてしまいますから。


中田 東京チャレンジマッチで、籾井選手で行けると確信したのでその3週間後から始まったVNLでは、17戦中15戦で籾井を使いました。東京五輪でコートに立たせるためです。


■「世界に勝つためのトスワークが彼女の標準値になる」


[ 匿名さん ]
TOP