>>311
手術時のインフォームドコンセントや手術同意書では、どう説明され何と記載がありますか？100%根治すると説明され、同意書にも記載はありますか？医学は完璧ではありません。全ての手術に於いて100%根治を保障する手術などこの世に存在はしませんよ！
ちなみに、症例論文は実際の手術の術式や経過などを評価し、各学会の論文審査員である「査読委員」の審査を経て発表されます。机上の仮説ではなく「現実の手術内容」をまとめた物です。ですから、私の症例も日本初症例として主治医が症例論文としてまとめて、学会発表を行う予定です。ただでさえ日本でも20名ほどの医師しか手術を行えず、さらに症例数が少ない病気なんで、重要な論文になると主治医は言っておりました。ですから、私の場合は今後の臨床研究の材料として定期的な画像診断と経過観察、投薬の有効性や種類の実験・神経学的検査の推移の記録等を主治医よりお願いされてます。
ちなみに、私の場合は初症例なんで主治医も手術方法を何通りか考案し、インフォームドコンセントで２時間じっくりと説明を受けて手術同意書にもその場で思い付いた術式やリスクを手書きで記載を追加するなど、手術そのものが手探りでした。手術は約６時間掛かり、予想通り後遺症も残りましたが当初から予見していたので想定範囲内です。もちろん、執刀医(主治医:副院長）も第一助手(脳外部長）も学会認定指導医です。
手術症例論文とは、この様にして作られ、学会にて発表される物である事をお伝えしておきます。
