英検の非公表資料を教諭が持ち出し、コピー 広島・福山の盈進中高、責任者も黙認 試験会場指定を取り消し
広島県福山市の盈進中学・高校で2018年度に行われた英検の面接(2次試験)後、出題内容に関する資料を同校の英語教諭が持ち出し、コピーしていたことが21日、同校などへの取材で分かった。
資料は原則非公表で、英検を運営する日本英語検定協会は昨年12月、試験会場指定を取り消した。
同校は面接の「本会場」で年6回試験を行っていた。
教諭は問題カードを全6回、面接時間などが記された担当者用資料を6回中4回、試験後に控室から持ち出し、職員室でコピーした。
試験全体の責任者だった教諭も黙認していた。
うなぎいぬ