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🚑️ 災害全国


No.1499185
#294
原子炉の燃料として使えるトリウムは、プルトニウムを焼却しながらエネルギーを
生産する。効率的に発電できて核拡散にもつながらない「夢の燃料」は次世代型原発の
切り札になるか 北朝鮮は同様のプロセスを使って、核兵器を製造できるだけのプルトニウムを
生成した。野放しにすれば、事態はますます悪化する。原子力発電は火力発電に代わるクリーンな
選択肢になり得るが、軍事転用が困難な燃料だけを使うよう訴えていかなければ、核拡散の
リスクは残る。
 今後の対策として最も有望なのは、50年前に「選択しなかった道」へ立ち返ることだ。
トリウムはウランよりはるかに豊富で、元素そのものは兵器の製造に使えない。ここ数十年で
科学・技術面の研究もかなり進んだ。トリウムを利用する技術の多くはプルトニウムと濃縮ウランを
消費するため、貯蔵されている軍事転用可能な物質を大量処分する助けにもなる。 アメリカと

ロシアは2000年、大陸間弾道ミサイルの大幅な解体と、その結果生じるプルトニウムをそれぞれ
34トン処分することに合意。今のところ、兵器の解体はプルトニウムの処分を大きく上回るペースで
進んでいる。この問題を解決しようと、モスクワのクルチャトフ研究所をはじめロシアの研究機関は、
アメリカのトリウム技術を国内の原子炉に応用しようとしている。本格的に稼働すれば、
プルトニウムを焼却処分しながらエネルギーを生産できるようになる。この 技術は次世代型

原子炉だけでなく、既存の原子炉の大多数にも比較的容易に応用できるという。通常の原発で
使用されている固体燃料ではなく、液体燃料を用いることで、より安全
且つ高い効率で運用が行える「トリウム原発」を日本は選択する可き。


[ 匿名さん ]
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