爆サイ.com 東海版

政治総合


No.8098432
合計:
#332
新型コロナウイルスの不安、怒りに振り回されないためにできること
2/14(金) 7:10配信

見出しストレス対処法の引き出し多いことが大切

田辺: 突然生活を制限された人も、緊急で対応しなければならない人も、大変な状況のなかではイライラしやすくなる、いわば怒りがわいてくることは、自然なことだと思います。しかし、同じ状況でもコントロールできる人とできない人がいます。「これは自分自身の不安なのだ」と気付けるかどうかで目の前の人に対する対応が変わってくると思います。

例えば、市中のレストランで食事をして、隣向こうのテーブルに外国人がいたというだけで店員を呼びつけてクレームを付けるとか、無関係な人を排除しようとするのは違うんじゃないかと自分自身で気付けるようになることです。

私はいま不安だから、外に出るのを少し控えよう、といった思考ができていればいいと思います。

——保育園に子どもを預けて共働きしている若い世代の中には、不安を募らせたり、不正確な情報に振り回されたりしている人がいます。

田辺: 実際にマスクは咳エチケットとしての拡散防止はあったとしても、予防効果には疑問符が付けられています。子どもはどうしてもマスクに触ってしまうし、大人でもマスクがあごにずれて、鼻が出ている人がいます。マスクをすることを重視するのは、親の不安からきていると思います。マスクは1回外した時点で捨てないといけません。そうしたことを幼い子たちに強いるのは不可能ですし、ストレスになってしまう子どももいるでしょう。いつもより丁寧に手を洗うなど、多くの情報のなかから自分にできる対策を見極めることも必要です。

——いくら水際対策を強化しても鎖国はできないし、無菌状態の社会に生きることもできません。

田辺: 日ごろから、ストレスの対処法をたくさん持っている人は、柔軟に対応できるのではないでしょうか。いまなら人混みに出かけるのが不安だと思えば、じゃあ外出しないで本を読もうか、などと今そこでできることを考えるでしょう。ストレス発散法が出かけることしかないという人は、部屋から外に出られないとストレス対処法がないことになります。ストレス対処が上手な人はバリエーションをいくつも持っています。好きな飲み物や食べもの、音楽でも、ゲームでも、自分にとっての息抜きや楽しみの選択肢を増やしておくと良いと思います。


[ 匿名さん ]
TOP