浮かんだ雲が、両手を広げて、向かう人を待っている
そんな気がする
向かう先に何がある?
何もなかったかのように、夢から覚めるだけかな
そして、きっと、いつかは忘れる
何もなかったかの様に
その時、僕は、何を見ているだろう
どんな景色が目の前に広がっている?
雲は追いかけても待っててくれない
そしていつかは形を変えて、消えていく
儚い今を、生きる、苦しみたくはない
手を伸ばしても届かない場所にいるのなら
幸せをここから願って
どうか届いて
静かに去り行こう
きっといつかは忘れる、何もなかったかの様に