爆サイ.com 東海版

📿 創価学会


No.5558197
#54
 学ぶべきは、フランスで反セクト法が成立した背景だ。フランス革命で血を流し、民主主義を勝ち取ったという歴史を持つフランスでは、政教分離の原則には厳しい監視の目を光らせている。カルトの台頭は民主主義と自由を損なうものとして、早くから警戒されていた。
 翻って戦後、民主主義を戦勝国から与えられた日本は、政教分離に対する意識も甘い。ここで改めて政教分離の原則に関して基本的なことを述べておこう。憲法では、政治が宗教を利用することを禁じている。
日本語国憲法20条を抜粋してみると、
〈一 信教の自由は、何人に対してもこれを保証する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
三 国及びその機関は、宗教教育その他のいかなる宗教的活動もしてはならない〉とし、憲法89条では、〈公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用便宜若しくは維持のため、…これを支出し、又はその利用に供してはならない〉としている。これが政教分離の原則なのだが、日本の場合、この原則ができたのは、国家神道によって悲惨な戦争に突入していった過去の歴史の反省に立っている。すなわち、国家権力が介入して宗教を利用して、国の政治がおかしな方向にいかないよう政教分離の原則を決めているのだ。

 黒い手帖(書籍)第四章抜粋
 元公明党委員長 矢野絢也
 創価学会「日本占領計画」の全記録
 


[ 匿名さん ]
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