爆サイ.com 東海版

🛩️ 自衛隊・軍事全国


No.5390554
#424
脚本第一幕

一人の中年と呼んでもいい波の男性よりがっちりとした一人の男が
習志野駐屯地の消灯時間までやっている、嘱託された屋台的な売店の
裏の暗がりに向かって歩いていた。

その先には数人の男が、身分、正体の分からぬよう、階級や名前の入った物を
身に着けず、顔も隠して潜んでいた。

中年の男性は一等陸送の階級章の付いた迷彩服の上着に、ジャージーの
ズボンをはいて、スニーカーを身に着け、売店で焼いている焼きそばの入った
ビニール袋を持っていた。

部下の一人が今夜の警衛任務についていたので、差し入れを持っていってやろうと
思っていたので。

街灯の明るい場所から、隊舎の陰になり、真っ暗闇の通路に差し掛かった時、
一等陸曹の前に数人の男が立ちはだかった。
「なんだ?お前ら?バカ!辞めろ!!」
気が付いた時には、一等陸曹の背後にも数人の男がおり、全員が手に
銃剣道で使う木銃が握られてた。

一等陸曹は叩きのめされ、無様に気絶し、その場に倒れこんだ。
「でけえ面して、俺たちに命令するからこんな目にあうんだよ!!」
男達の一人がそう言って、その場から立ち去っていった。


[ 尹・龍虎 ◆ZWYxMjNl ]
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