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🛩️ 自衛隊・軍事全国


No.5390554
合計:
#429
第二幕

規制線が張られた現場、大勢の警務隊隊員と県警から派遣された警官が
忙しそうに現場で動いていた。

襲われた一等陸曹は命こそ助かったが意識不明の重体だと言う。

その光景を難しそうな表情を浮かべて、離れた位置から見ていた男が居た。
小宮一等陸尉(尹・龍虎の役だよww)特殊作戦群訓練幹部である。

小宮一尉は深くため息をつくと、その光景を後に、群司令本部の隊舎に向かった。

場面は変わって、群司令本部の一室、群総司令の執務室に小宮一尉はいた。
「でっ?小宮一尉、どうするね?」
小宮一尉の前に上等なオーク材の机を挟んで、やはり上等な椅子に座った
初老の男が口を開いた。
この男こそ群総司令、葛城一等陸佐である。
苦悩した表情を浮かべ、小宮一尉は答える。
「ことここに及んでは、犯人は見つけ出し、処罰を与える事は急務でしょう、しかい・・・」
「しかしどうするね?」
「これが原因で第三前方観測小隊が解散では、逆に襲われた専任曹長も
無念のはずです。」
「君は犯人は第三前方観測小隊に居ると考えているのかね?」
「いいえ、何の証拠もありませんし、私の任務ではありません」
「うむ」
「新たな専任曹長を任命し、新たな訓練の計画を立てて、立て直す事こそ急務かとp。」
「君に新たな専任曹長を探し出し、任命するまで2週間の猶予を与えよう、それ以上は
解散と、全員の原隊への強制送致処分をください。下がってよろしい。」
「はい!小宮一尉下がります!」
小宮は敬礼をすると、自衛隊式の回れ右をして、群司令執務室を後にした。


[ 尹・龍虎 ◆ZWYxMjNl ]
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