退職者が相次ぐような施設では、高齢者がトイレ介助のたびに
「早く死んだほうがマシだ」と言っているし、言えない人は、もっといる。
待遇改善は急務。そのためには、そろそろ国会議員を出せる、
まともな圧力団体が必要。肝心の福祉士会などは、ただの
学者サロンになってしまっている。そこから議員出しても意味ない。
「看護師の足元にも及ばない介護の分際で、まして経営者様や
お上に楯突くなど以ての外だ。安月給で当然だ！」という、
なんとも浅はかな、江戸時代のメンタリティーというか風潮がありますが、
技術と権限は別物。国民としての権利は同等です。
小選挙区制はイギリスのように、本来は二大政党制になる仕組みでしたが、
日本社会は公共心が薄いので、寄らば大樹で、結局江戸時代の
幕藩体制に戻ってしまう。よって、大樹の寄生虫が永遠に権力をむさぼり、
大企業にボーナスを準じて、国民に増税を課すという韓国と同じ
コネ社会です。現に、社会福祉法人の経営者はコネばかりだ。
看護師出身の国会議員はようやく出ていて、業界の待遇改善がなされ、
医師にも医師会があり、いずれも厚生族議員に保護されています。
もはや、福祉を食い物にする地域の悪徳商人経営者を取締り、
その犬であるブラック職員の排出削減のためには、施設よりも、
「在宅介護市民の会」みたいに、福祉を悟った市民から、
勇気ある政治家を出して、それを増やすしか方法はないと思う。
