>>9牛頭天王ゴズテンノウ
韓国語名は｢曾尸茂梨ソシモリ＝新羅の都）に由来とされる。
このソシモリは、素盞嗚尊が居住した新羅の都とされる。～日本書紀
ソシモリは、ソシマリ又はソモリとも言い、韓国語の｢牛（ソ又はソシ）」｢頭（モリ）」に当たり、｢牛頭」又は｢牛首」を意味するのだと言う。
韓国には江栴檀（コウセンダン）原道春川に、牛頭山があり、そこでは熱病に効果のある栴檀を産したところから、この山の名を冠した神（又は仏）が信仰されてきた。
これには、異説があり（韓国崔俊植教授）｢ソシモリ･ソモリ」の｢ソ･ソシ」は高くあがる」や｢柱」の意味があり、｢モリ･マリ」は｢頂」の意味に過ぎないという。
寧ろ、｢魏志」韓伝にある｢蘇塗」に通じるという。
諸国に特別の聖地があり、そこには蘇塗と名付けた大木を立て、
鈴鼓を架けて鬼神を祭る。
逃亡者が、この地に逃げ込めば、これを追うことはしない。
というもので、５～６世紀の三韓時代にあった新羅の習俗で、｢花郎」制度によるものが、日本に持ち込みしたものであり、高い木の頂に鈴や太鼓を架けて聖地の標示としたものであるとも云われる。
