日本に情念や恨みを込める朝鮮発祥ソング 『演歌』
演歌(えんか)とは元々、明治時代に起こった反権力、民権運動において、主に日本の帝国主義政策への批判を歌に託した演説歌の略。
演歌が大衆に広まったのは、戦後からである。
朝鮮の歌謡を学んでいだ古賀政男が、いわゆる古賀メロディーを基礎にした演歌を広めた。
彼自身、テレビ番組で「演歌は韓国の音楽」と言っている。
そして、都はるみ(在日韓国朝鮮人)や美空ひばり(在日韓国朝鮮人)の演歌がヒットして定着していった。
なお、日本の音楽的には未だに、「演歌」の定義はない。
安保闘争を前後して学生たちが、日本の進歩的文化人の啓蒙思想や特権的態度への反発から、演歌を支持した。
「新左翼的レコード歌謡論」差別特集号の座談会で、スターリニズムや連帯で、演歌のフォーマットを提示し、日本の帝国的エリート階級を批判して、市民の代表として演歌歌手を称揚した。
演歌は日本の音楽の潮流を作り出していったが、一方で嫌悪を示す者も少なくなかった。
淡谷のり子は特に演歌を嫌い、「演歌撲滅運動」なるものまで提唱したほど。
すぎやまこういちも、「日本の音楽に暗黒時代を築いた」 「演歌は朝鮮由来の音楽だから “演歌=日本の心”みたいな間違った印象付けはやめろ」 と自著に記している。
現在、演歌は若い世代のファンが圧倒的に少なく、低迷が続いている。
ファン層は50歳代後半以上が概ね8割以上で、「20歳代以下は1割以下」となっている。
日本の民謡・歌謡・雅楽に演歌要素は無い。恨みつらみ・すがり・諦め・執念など、朝鮮思考の怨念歌なのである。
また、韓国の流行歌やK-popも、演歌の旋律である。