> 「突然ですが、米騒動は決して『たおやか』ではありませんよ」。
13日の北日本新聞左側の連載「米騒動100年」から。この連載の
サブタイトルが「ひるまず たおやかに」なのだが、それに物言いが
付いた。
（北日本新聞の紙面にキツい紙面批判が載るのは、初めて見た）
発言の主は、かつて「脅し系」を自任していたという、社会学者の
上野千鶴子大先生。さすがの北日本新聞も怖かったのだろう（笑）、
書かずに済ませる訳にはいかなかったらしい。
> 「ひるまずたおやかに」というタイトルには、暴力に頼らず社会を
> 動かした大正の女性たちへの敬意を込めた。取材後、あらためて
> その意図を伝えると、「闘い方にまで女らしさが要求されるのか、
> と感じました」ときっぱり。
連載サブタイトル中の「たおやか」への大先生の論点は２つ。
(1) 米騒動自体が「たおやか」ではない。
(2) 「たおやかに」は、女性の闘い方に女らしさを要求している。
北日本新聞の日頃が日頃だから、もっとキツいことも言われて隠して
るのじゃないかと思わないでもないが、とりあえず紙面批判が１面に
載ったことは特筆しておきたい。
なおこの連載、その後も「ひるまず たおやかに」のサブタイトルは、
変わっていない。
