よくマザコンに例えられる過保護タイプ。
明解な例が、
母親「○○君いい子だから言うことを聞きなさいね」
息子「うん、言うことを聞くから、ママ離れないでね」
従順な息子は母親の言いなりになり、結局自立できない原因になる。
そして「いい子にしていれば何事もうまく行く」
といった共依存関係が成立し、息子の人格も歪む。
この時の親の心理は権威主義と類似している点が
多い。
ではどうしたらいいのか?
子育てに完璧はないと親が気付かなければいけない。子供は自分の思い通りにならないことが多くて当然だと気付かなければいけない。
そして、服従させる親子関係ではなく、恋愛の駆け引きでもあるように、「押して引く」といった方法に有効性があることを学ばなければならない。
叱る時は叱り、甘えさせる時は甘えさせる。そのさじ加減は難しいが、失敗を繰り返しながら試行錯誤するしかない。
その延長線上で愛着が形成され、放置しても離れる時は離れ、慕う時には慕う。
「親側の強固な見捨てられ不安」ほど厄介なものはない。