母の会社口座から息子不正送金疑い
津幡署逮捕、200万円被害
石川県津幡町在住の五十代の会社役員の母親が管理するインターネットの会社の預金口座に不正にアクセスして自らの預金口座に二百万円を送金したとして、津幡署は不正アクセス禁止法違反及び電子計算機使用詐欺容疑で息子で金沢市増泉五、飲食業高倉丞生（じょう）容疑者(二八)を逮捕した。逮捕は十二日付。
逮捕容疑は、高倉容疑者は去年十月二十三日に母親方で何らかの方法でパスワードを入力し、母親の地元金融機関のインターネットバンキングにパソコンで不正にアクセスし、母親の勤務する会社の預金口座から自らの預金口座に送金したとされる。署によると、高倉容疑者は「不正にアクセスし、二百万円を送金したことに間違いはない」と容疑を認めている。昨年十一月に母親から相談があり、署が捜査していた。
