デイリースポーツ
2016.08.29
韓国プロ野球のドラフト事情 かつてに比べレベル低下の声も…
8月22日、韓国でドラフト会議が開催された。韓国のドラフトシステムは、まず7月に各球団の縁故地の高校出身者を対象に、1名指名する『1次ドラフト』と、完全ウェーバーで指名していく『2次ドラフト』の2方式を採っている。1次は以前は『優先ドラフト』と称された時期もあるが、基本的に各球団が縁故地出身選手を指名する方法を維持している。これは韓国の野球界が日本以上に地域との密着を計り、また縁故地出身選手が直接、観客動員にも繋がっていることに由来している。