◇交流戦 楽天―阪神(2021年6月11日 楽天生命)
楽天の島内宏明外野手が1回2死一塁で左線に適時三塁打を放った。
青柳の初球、126キロのシンカーを、下半身の粘りで運んだ技ありの打撃。コメントは「試合が終わったら話します」と、いつもの島内節だが、リーグトップの打点は両リーグ最速で50に達した。
楽天の打撃主要3部門のタイトルホルダーは07年山崎武司(本塁打、打点)、08年リック(首位打者)、09年鉄平(首位打者)、20年浅村栄人(本塁打)の4人。島内が3部門のタイトルを獲れば球団の生え抜き野手では初のタイトルホルダーとなる。