数年前県内で唯一残っていた牙狼鋼を打ちに
通っていました。この店で印象に残っている人が
2人いる。まず1人は店で仕事ができる30代ぐらいの
スタッフのお兄さん。この方は自分が店に入り
目が合うと何も言わず少しだけ会釈をし、
目を切る方。おそらく当時から 「こいつまた懲りずに
負けにきたなぁ〜」と心で思っていただろう。
そしてもう1人は客の引き強おじさん。
平日休日関係なく上着は会社の作業着みたいな
服を着て、自分同様ひたすら鋼を打つ。
そして名前通り引きがやたら強い。
確率関係なく初当たりを引き、通常だろうが
時短で簡単に引き戻す。そして常に無表情。
糞を投げたくなる程腹が立つ顔。
例を出すとST中の終盤で追い込まれている状況で
確定の牙狼群が出ても無表情。自分なら
本気のガッツポーズをしているだろう。
マジで今思い出しても腹が立つ。あいつが
婚約者の親なら破棄するレベル。
癌を告知され、余命を知らされ既に死を受け入れて
いないとあの無表情はできないと思う。
そしてこのおじさんが店にいると自分の精神が
破壊し、負け確率95% ほぼ負けるのだ。
そんな辛酸を舐めさせられたハイパー掛尾。
鋼撤去後は去年に一度行ったきりで、最後を
看取ることが出来ず、少しばかし後悔。
収支的には大幅マイナスではあるが、
懐かしい台を打てたり、客が少ないので
居心地が良くある意味優良店であったのは
間違いない。今あの2人はどこで何を
しているのであろうか？そんな事を思いながら
また明日も生きていく。合掌
