私は大卒後営業職を辞めて故郷に帰省し、３８歳でこの業界に入りました。
１０歳年下の先輩や看護主任に、一挙手一投足をダメ出しされ、ネチネチとイジメられたり、
シカトされてボッチ飯を食いながら、ヘル２から介福を取っていまに至ります。
２０代でケアマネや社福をやってる人もいて、皆さん公務員と同等以上に頭脳明晰で、
ある意味堅実な人生なんだと思いますが、現場で靴底を擦り減らす介護士の人生も、
それはそれでいいのではないかと思っています。
ただ、デリカシーのない先輩方からは「ジジイはケアマネ受からないと恥ずかしいよ」
「ハゲには夜勤キツイでしょ」「おっさん使えない」などのゲスなお言葉を頂戴し、
いつも変わらぬ、その心の貧しさに辟易してしまいます。
教師や刑事なら、ヒラで出世しなくとも尊敬されそうですが、いかんせん男性介護士の
社会的地位は推して知るべし。国は日本人より外国人。企業は人よりもロボット。
施設はベテランより若い人材。挨拶もしない理事長は古女房より若い愛人・・・。
日本の介護福祉。モチベーション維持に苦労しますね。
