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ゴルフ


No.5974382
#9
ゴルフ界が「視聴者からの指摘は受け付けない」新ルールを急いだわけ
12/26(火) 7:50配信 webスポルティーバ

WEEKLY TOUR REPORT
米ツアー・トピックス

 まもなく迎えるニューイヤーから新たに施行されるルールが、R&A(英国ゴルフ協会)とUSGA(全米ゴルフ協会)から発表された。



“レキシー・トンプソン・ルール”とも言われる、このルール改正は2点。実際のルール規定にはないのだが、「大会中、視聴者からの電話やメールによるルール違反の指摘は取り上げない」ことと、「選手が違反に気づいていなかった場合は、スコア提出後でも”スコア誤記”のペナルティーは科さない」ことが、ローカルルールとして公示され、米PGAツアーなど世界の主要ツアーでも採用されることが決まった。

 そもそもこの改正は今年4月、女子メジャーのANAインスピレーション(カリフォルニア州、ランチョ・ミラージュ)で起きた出来事に端を発する。最終日にトップを独走していたレキシー・トンプソン(22歳/アメリカ)に、突如”4打罰”が科せられたことだ。

 ペナルティーの理由は、前日のプレーで「トンプソンがグリーン上でマークしたボールを戻す際、わずかに位置が違っていた」と視聴者から指摘があり、競技委員が改めてビデオで確認すると、確かに位置が違っていたからだった。そのため、「誤所からのプレー」で2打、そしてすでにスコアを提出後だったため、「過少申告」の2打が加えられ、合計”4打罰”が科せられた。

 その結果、一気に優勝争いは混沌として、最終的にはトンプソンとユ・ソヨン(27歳/韓国)がプレーオフで争って、ユ・ソヨンが優勝。トンプソンはほぼ手中に収めていたメジャー制覇を逃してしまったのだ。


[ 匿名さん ]
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