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🍓 天理市雑談


No.8840472
合計:
#900
PCR検査などを拒否する事例も、全国的に問題視されています(本市内では、まだ寡聞にして存じませんが)。的確な隔離が行われず、経路不明の感染を広げる恐れがあるからです。しかし、検査を拒否する人が一定数いらっしゃったとして、果たして、その方々だけを「無責任」と非難することは解決につながるでしょうか。
 検査を拒否したい、拒否せざるを得ない圧力を、周囲からかけていないか、私たちは改めて見つめ直す必要があると思います。

 PCR検査を受けることは、今やなんら特別なことではありません。
 日々感染対策を実践することは大切なことですが、その上で陽性者となった時に、無人島で生きているのでもない限り、周囲が濃厚接触者と指定されることは、仕方がないことです。決して、陽性者が責められるべきではありません。社会がそれを非難することが、検査の忌避につながる要因の一つだと存じます。

 「誰が誰にうつした」「誰からうつされた」「誰のせいで、検査をうけさせられた」等々の意識を克服しない限り、社会のひずみは強まり、感染対策は非効率になるばかりです。日々の感染対策も、陽性者が発生した後も、互いに労わり合い、慈しむ心が、コロナと共にある社会において最も大切なことと存じます。

 市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和2年12月1日
天理市長 並河健


[ 匿名さん ]
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