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神道・仏教


No.5522203
合計:
#334
>>333
ちゃんとした語源を知っているわけではないので、推測になります。

蛇というと、日本ではアナコンダクラスの蛇はいません。
大蛇と呼ばれるものでも2メートルくらいです。
おそらくですが、「巻きつく」という要素が抽出されて、「振り払ってもなかなか振り払えない」という意味で使われているのではないでしょうか?

他にも、古代日本で蛇というと川を意味することがあります。
ヤマタノオロチ退治が、川の氾濫を鎮める治水工事を意味していたという説がありまして。
太古の昔から、治水事業というのは日本では大きな問題となってきました。
どんなに対策しても、何度対策しても、大きな雨が降れば川の氾濫が発生し、大小の被害は出るというわけですね。
そういう意味で、「退治しても退治しても付きまとってくる災難」という意味で、「しつこい」ものの代名詞とされているのかもしれません。

蛇自身は臆病な性格の生物で、地面を棒などで叩きながら歩いていると、逆に逃げてしまいます。
蛇に襲われるというのは、春先に牙の生え換わりの際に噛みつかれるのと、人間が意図してか意図せずか、蛇を攻撃してしまった時の反撃くらいなものです。
蛇の側から人間を執拗につけ狙うのではなく、人間が蛇を追いつめた結果として反撃されるのを、人間の側が勘違いしたというケースはあるかもしれません。

もう一つは、その言葉が海外から伝わってきたか、ですね。
海外、特に西洋では蛇は基本的に悪者扱いで、大小様々な怪物として創作されています。
私はあまり詳しくはないんですが、もしかするとその中に積極的に人を付け狙い襲う蛇というのがいるのかもしれません。


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