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🛩️ 自衛隊・軍事全国


No.9363793
#54
>>49
『独裁と言うと悪に思えるが意思決定が早いというメリットもある』 

…だとしたら何でしょう?
そのようなことは誰でも知っています(そのため民主国家でも戦争などの非常時に備え、一種の独裁の要素…政府※原則自治体も…による特殊な政治決断を認める非常事態宣言の余地を残す)。
言い換えれば、独裁のメリットはそれしかないのです。


『戦前の日本だって今より重税だったが経済成長もしてたし江戸時代より生活レベルは上がっている』

…江戸時代(1867年以前)と戦前(1941年)とを比較すれば、そりゃ経済成長するし、生活レベルも上がるでしょう。
主に国内だけで閉じていた経済交易圏が外に広がり、また海外からの技術導入や近代教育を受け入れたのだから当然です。
しかしこれを〝独裁の功〟として語るなら話がズレています。

学問的にこれらの近代化を推進した明治〜大正の我が国の政治は独裁とは言いません。五箇条の御誓文や明治憲法前文に独裁の要素はないのです。

開国後の〝独裁の時期〟を示すなら、よく言われるのが端緒を1938年の国家総動員法の発令に置き、その完成を1940年の大政翼賛会の成立とするものです。

別宮暖朗氏の指摘したところでは、この1938年以後から我が国の経済はマイナス成長になり、1956年頃までの長きにわたってそれ以前の状況に戻らなかったとされます。

これら国家総動員法とは、要は当時のソ連の計画経済(これも元はWW1時のドイツ戦時経済を模したもの)に範をとった社会主義化を進めるアカの思想に基づくものです。
革新官僚や革新参謀らがこの体制を推進し、一種の社会主義独裁によって経済を破壊したのです。
このことは確認された方がよいと思いますが。


[ 匿名さん ]
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